パラダイムシフトTOCの普及を支援する
エム・ストーン インターナショナル(MSI) が出版する本



『カイゼン進化論 JIT〜TOC〜SCM』 フジサンケイ ビジネスアイ共同 (近刊予告)
『Viable Vision』 − TOCの啓蒙家ジェリー・ケンドールの最新作 (近刊予告)
『制約が市場にあるとき』 − サプライチェーンをTOCで最適化する
『制約管理ハンドブック』 − 競争優位のTOC 戦略
『シンクロナス・マネジメント』−利益を生み出す21世紀の製造
制約管理(TOC)についてのノート
制約理論(TOC)のインプリメンテーション
”ゴールはどこへ消えた?”・・・2時間でTOCがわかる本





『カイゼン進化論 - JIT〜TOC〜SCM』    近刊予告
     竹之内 隆 著 MSI社、フジサンケイ ビジネスアイ(日本工業新聞社) 共同出版

MSI社は、フジサンケイ ビジネスアイ(日本工業新聞社)と共同して、日本の著名なコンサルタントである、竹之内隆氏による「カイゼン進化論―JIT〜TOC〜SCM」3月末に刊行いたします。一般ビジネスマン向け(A5版 TOC情報CD-ROM 付き)

経営トップの持つビジョン以上の経営改革は実現できない。もとより、現場の理解できないコトは定着しない。

企業を継続的にカイゼンする際に、もっとも怖い“壁”、超えがたい“壁”が、このトップ層と現場の理解できる範囲内のカイゼンという壁だ。つまり、経営トップの持つ“常識”や現場の持つ“常識”を超えたコンセプトは、容易には受入れられないという認知心理学の基本だ。企業改革プロジェクトで、自分が推進したい改革に不利な情報、知りたくないことは自主的に情報を遮断し、耳を貸さないという愚行にでるかと思えば、逆にERPの成功事例やJITカイゼンなどの成功事例を盲信する類いもこの“壁i”の一種である。
いかなる仕組みも、カイゼンという仕組みの変更も行為の主体はヒトだ!。先進的ソフトウエアーの必要性も、自動機やロボットの必要性も認めるが、ヒトに焦点を合わせなければ、それらは活かすことも、活かされることもない。ヒトが行為を変えるのは、否定できない“事実”を目の当たりにした時に、その事実の背景にある“論理”や“メカニズム”が直感的にせよ理解できたときだろう。私は、カイゼン活動に於いて最も重視すべきは、現場でのトライアル、試行プロセスであると断言する。いかなる戦略もカイゼンもヒトが手を汚し、“論理”や“メカニズム”に実感を持たねば、継続的に実行されることはない。仕組みのカイゼン・コンセプトも、フォーマットや新たな入力画面、新規の図面やマニュアルなどを試作してみて、実際のデータや材料を使って、プロセスの主体である“現場”が実践してみて後に反省して、初めて実態に即したものに進化する。
この「コンセプト形成」⇒「現場及び市場トライアル」⇒「コンセプト洗練化+実行計画作成」を支えていく、いわばカイゼンを進化させつつITの適正な使用を促し、発展させていくフレームワークが見当たらないのだ。本書の骨格はここにある。
私は本書を通じて以下の3点を論じていきたい。

1.  企業を変えるのは、他ならぬ“あなた”だ! アナタが社長だろうと部長だろうと、いっかいの担当者であろうとも、それぞれが自分の持分を変えていかねば、あなたの会社は変わらない。

(ア)    実践トライアルから学べる能力こそ、“答え”のない時代を生き抜くために必須である。
会社を変えていくプロジェクト・メンバーは、論理思考、財務分析など、座学で身につける“知”的能力は必要だが、“答え”のない時代を生き抜くためには、トライアル行為、試作プロセスを重視し、その行為の中から“怪我の功名”、“偶然のイタズラ”と言われる何かを事後的につかみとる実学的能力≒知恵こそがカイゼンを進化させることができる。

(イ)    不連続にビジネスモデル・カイゼンが起きるメカニズム、起す経営の主体性、企業文化はいかなるものか
・問題に気づいても“すぐやる”企業体質と『あ〜でもない・・』と屁理屈が優先する企業の差が戦略実行能力の差になっている。!組織集団のDNAとして継承する行動様式を「XXXウエイ」として、定着させる努力や価値観の浸透が不可欠である。

2.  いまや、不連続にビジネス・モデルを変えつづける企業が生残り、勝ち残る! 

(ア) 
  ビジネス・モデルをカイゼンするには現場パワー*カイゼン・メカニズム*グローバルITが有機的に再構築されていくステップが必要。
エクセレント企業を定義したり、他社事例をモノマネする時代ではない!

(イ) 
   現場カイゼンをJIT手法がリードし、工場カイゼンをTOCがリードし、グローバルサプライチェーン・カイゼンをSCMがリードする
カイゼンは経験の科学だ。カイゼン対象空間を時間と距離と情報量の積であるとすれば、カイゼン対象時間を“今日”やること、対象距離を自分の“職場、工程”からスタートさせ、対象情報を不揃いのデータや情報からパソコン片手にコントロールする対象空間を徐徐に拡大することがのぞましい。
手法におどらされるのではなく、カイゼン空間に見合ったカイゼン手法を選んで適用すべきだ。JITTOCSCMはその順で適用空間を拡大するのに向いている。

カイゼン本舗 竹之内隆



i かつて「バカの壁」という題名の本がベストセラーになったが、この本は刺激的な題名で誤解されやすいが、内容が手堅く、ヒトの持つ認識の壁が厚いということを記している点で良書であった。人間は、自分の脳が受入れることしか理解しない(できない)。



Viable Vision  近刊予告


「バイアブルビジョン」の日本の読者へご挨拶

今日、アメリカでは、経営者は、約20か月で結果を出さなければなりません。過去3年間を対象に行われた調査によれば、調査の対象になった会社の57%で、20か月で結果を出すことができなかったという理由で、CEOが解雇されています。日本ではどうでしょうか。私見ですが、私のこれまでの世界各地での経験から、日本の会社が伝統的に持っていたテクノロジー、生産性、および、品質面での強みは、現在の日本の会社の成功にとって、相対的にその重要性が小さくなっているのではないかと感じております。

アメリカ人は、品質で追いつかれました。中国人は、製品コストだけでなく、品質やデザインでも、先進工業国をひたひたと追い上げています。中国人は、アメリカや日本が100年以上の時間を費やして達成したことを、たったの20年で達成しました。マレーシアとインドも着々準備を行い、次の10年で、経済のブームを実現できる体制を整えています。このような状況で、現在、日本のエグゼクティブ、および、マネジャーの皆さんには、奇跡を実現するようにプレッシャーがかかっていると思います。

過去30年間、日本は、他の多くの国よりもはるかに早い時点から、世界に先駆け、貿易とイノベーションの分野で、グローバルな視点から問題を見つめてきました。こうして、かつては、日本は素晴らしいマネジメントスキルを駆使し、その国民を防護できました。しかし、現在、円高、および、外国との競争圧力で、大きな打撃を受けています。今日、日本の優れたマネジメントは、グローバルな視点から問題を見つめることだけでは、この世界的な競争に勝つことはできません。驚くべきことですが、著者が過去一年の間で働いた五つの国(マレーシア、バングラディシュ、オーストラリア、カナダ、それに、アメリカの五カ国)の会社が、皆、類似のアプローチを取り、それにより、自分たちの事業展開に同じようなマネジメント方式を採用し、成功しました。そうした中で、日本の会社を成功させるには、何が必要でしょうか。

本書の英語版は、20049月に出版されました。日本の会社の成功へのキーとなるものは何かという上の質問にたいする答は、世界の国々で、等しくよく機能している、本書で述べられている考え方です。バイアブルビジョンは、20世紀にエドワーズ・デミング博士がなされた仕事の論理的な延長線上にあります。バイアブルビジョンにより、経営者チームは、最も効率的に改善に貢献するレバレッジ・ポイントがどこであるかを識別でき、そこを徹底的に活用するロードマップを得ることができます。バイアブルビジョンは、事業展開上の制約となっているものにピンポイントして、貴重な人的資源の有効活用を実現してくれます。バイアブルビジョンにより、経営者チームの連携が実現され、調和の中で働くことができるようになることだけではなく、大きな成功を実現するために、正しい順序で、適切な責任ある決断が行えるようになります。バイアブルビジョンにより、どのような組織の成長にとっても最大の制約の一つである「市場の制約」を打破できます。すなわち、これまで、業界に存在していなかった新しい、かつ、ユニークな方法を識別し、それにより、既存の顧客や競争相手の顧客が断れない大きな価値を提供できるようになれるからです。

日本は、その勢いを取り戻す必要があります。日本の経営管理には、目標を達成するために、規律と革新を使うことができる能力があることは、これまでの歴史が示しています。著者は、日本が、再度、高い成長と未来を手にするために欠けているものはバイアブルビジョンであると確信しています。

ジェリー
I. ケンドール、20052


MSI社は、著名なTOCの啓蒙家であり、経験深いコンサルタントでもあるジェリー・ケンドールの最新著作「Viable Vision」の日本語翻訳権を獲得しました。4月に、日本語版刊行予定。出版は「日本TOC推進協議会」の企画、また、翻訳は、小生のほかに、共訳者として、ゴールシステム・コンサルティングの村上悟氏、TOC研究舎の佐々木俊雄氏などにもご参加いただくことになっています。

「バイアブルビジョン(実行可能なビジョン)」は、一昨年9月、英国ケンブリッジ大学で行われた「TOC-ICO会議」で、ゴールドラット博士が始めて口にした言葉です。ゴールドラット博士に近いオーデッド・コーエンから、昨年1015日に届いたメールには、「The Goldratt Group has made a significant move forwards in terms of the Viable Vision offering to the market. What was just a vision a year ago starts to become reality in many parts of the world.」と書いてありました。

同書の第1章の書き出しをご紹介します。
「クライアントの会社の分析をして、その会社が、『どのようにしたら、4年以内で、現在の総売上高と等しい利益を出せるようになるか』を考えその方法を見つけたとき、多少の満足感を覚える。」
  私は、このような傲慢な発言をするだけではなく真面目に本気で言っている人物を、世界でただ一人知っています。彼は、ニューヨークのホテルの私の部屋に座っていました。私は、企業経営についてのブレークスルーソリューションを開発したとして、よく知られている革新的な思想家エリ・ゴールドラット博士を、深く尊敬しています。しかし、頭脳明晰で、尊敬できる人物でさえ、時には、非常識で目をむくようなことを真面目に口にすることがあります。・・・

乞う。ご期待。


2005115小林 英三


小林英三が、GSC村上さん、TOC研究舎佐々木さんなどの共訳者を代表し、Amazon.com (米国)に、ケンドールの「Viable Vision の書評」を書きました。 
[ 書評 ] 「理屈のわかる、しかし、多忙なエキュゼキュティブのために書かれた制約理論(TOC)の本」
Reviewer: Eizo Kobayashi (Kanagawa Pref., Japan)
(翻訳)  
 いま、この本の翻訳を終えたところです。じつは、これまでに、何冊かのTOCをテーマとした本を日本語に翻訳しました。なぜなら、多くの日本の読者が、TOCの本を、日本語で読みたい、と思っているからです。しかし、TOCって何、ということを理解したい、と思っている人たちが、TOC全体を理解し、それが、自分の事業や会社にとって、どんな意味があるんだ、ということを知るには、これまで、TOCの本を、何冊も読まなければなりませんでした。 
本書のユニークな点の一つは、本書の読者を、最初から、「理屈のわかる、しかし、多忙なエキュゼキュティブのために書かれた制約理論(TOC)の本」と意識して、書き下ろされていることです。ジェリー・ケンドールは、本書の謝辞の中で、「・・・そもそもの著者のアイディア、すなわち、エグゼクティブのための、分厚くない、しかし、ポイントを衝いた制約理論(TOC)の本を著そう・・・」と書いています。この書評の筆者(小林)が、本書を日本語に翻訳しようと決意したのは、まさに、本書のこの点です。そうすれば、日本のエグゼクティブの方々も、言語障壁なく、日本語で、短時間のうちに、本書を読めるからです。本書の、このような特徴により、エグゼクティブは、TOCの真髄、および、TOCの自分の事業や会社にとっての意味を、例えば、旅行中に、短時間で理解できると思います。 
本書がユニークであるという所以のもう一つは、本書が大部ではなく、非常に簡潔であるにも拘わらず、TOCのすべてを包括している本であることです。換言すると、本書は、読者の所属する会社を急速に成長させるためのヒントに溢れているということです。となると、現在、世界市場で、かっての成功を取り戻そうと懸命な努力をしている日本のエグゼクティブに、これらを見逃させてはなりません。本書で明快に説明されているホリスティック・アプローチを使い、それらをマーケティングや物流に適用して、その目標の達成を願っています。



制約が市場にあるとき―サプライチェーンをTOCで最適化する
         エリ シュラーゲンハイム、 H.W デッドマー 著   ラッセル社発行

本書は、生産管理の領域でマネージャの果たす役割を重視したものです。私たちの観点から見ると、管理とは会社の組織全体としての業績を改善する責任をまっとうすることです。本書の中で焦点を当てようとしていることは、このような改善の目標についてです。・・・・・




『制約管理ハンドブック』 − 競争優位のTOC 戦略
     コックス、スペンサー著 (小林英三訳)ラッセル社発行

 
本書は、急速に変化している(ビジネス)分野、および、急速に拡張しているツールとその適用についてのスナップショットです。制約理論をマスターすることは、目的地にまっすぐに向かうことではなく、遍歴であると理解して下さい。私たちの読者への助言は、ゴールドラット博士の制約理論についての本、および、本書もその一部であるシリーズとして発刊されている本をお読みなさいということです。これらの書物の多くは、CMに関するいろいろな側面の1つに絞り、それらの側面を、本書で概観しているよりも、一層、掘り下げた内容になっています。これらのスキルは読者がマスターすべき1組のスキルで、読者の業務上の意思決定、プロとしての意決定、個人的な意思決定を大きく改善します。・・・・・





 『シンクロナス・マネジメント』−利益を生み出す21世紀の製造
      アンブル、スリカンス著 (小林英三訳) ラッセル社発行

          
シンクロナス・マネジメントは一つの常識ですが、ありふれた工場を、世界で競争できる企業に組織的に変換する科学的なアプローチです。シンクロナス・マネジメントの考え方は、ドーナッツ・ショップからシリコン・ウエハを生産している数億ドルの売上を持つ工場まで、考えられるあらゆる形の産業で、成功裏に展開されました。著者たちは、シンクロナス・マネジメントを使って素晴らしい成功を収めた、たくさんの会社の皆さんと一緒に働く機会を持つことができました。
・・・・・




制約管理(TOC)についてのノート
小林英三著 ラッセル社発行


                  制約理論は、いろいろな文献を読みあさらないと、全体像が見えてこないといわれています。著者は、この一年、著者が興味にひかれて読んだ何冊かの本や雑誌、英和の論文やノート、それに、制約理論に関するAPICSのメーリングリストを通じて得た情報などをできるだけ体系的にまとめ、自分のノートとしてためていました。ラッセル社からのお勧めを受け、それではということで、これらのノートを素材に、まだ、制約理論をご存知ない読者に提供しようということで本書を著しました。したがって、内容的に、完全、かつ、網羅的であるとは思いませんが、制約理論についての本があまり邦訳されていない状況の中で、日本語で書かれている制約理論についての情報を追加しようというのがこの本の意図です。その目的に、わずかでも役立つことができればこれに越す幸いはありません。なお、本書では、「クリティカル・チェーン」については触れていません。これについては、すでに、稲垣公夫氏の『TOC クリティカル・チェーン革命−画期的なプロジェクト期間短縮法』(JMAM発行)という日本語文献があり、そこにクリティカル・チェーンのわかりやすい解説がありますので、興味のある読者は、ご一読されてはいかがでしょうか。・・・・・




制約理論(TOC)のインプリメンテーション 
 マーク・ウオッペル著 小林英三訳   ラッセル社発行
  

 本書は、アメリカなどで、TOCのインプリメンテーションに豊富な経験を持つ著名なコンサルタント、マーク J. ウオッペルの "Manufacturer's Guide to Implementing the Theory of Constraints" の翻訳で、セント・ルーシー社/APICSの制約管理についてのシリーズの中の1冊で、今年出版された同シリーズの最新の本です。これまでに日本で出版されたTOCの本の中には、「TOCは優れた考え方ではあるけど、それでは、実際の生産の場に、一体、どうやってこの考え方を導入、展開したらよいのか」という問いに答える本はありませんでした。そこで、著者は、この本の翻訳を決意しました。本書がいささかでも、日本の製造現場でのTOCの普及に役立てば、これに優る喜びはありません。・・・・・



『ゴールはどこへ消えた?』 ・・・2時間でTOCがわかる本
    toc-japan.com work bench編著 
ラッセル社発行
 


 『ザ・ゴール』『ザ・ゴール2−思考プロセス』(ダイヤモンド社)が邦訳、出版され、またベストセラ ーとなったことにより、TOC(制約理論)そのものも、普及の気運にある。2002年を、TOC元年と 位置づけている関係者も多い。
 『ザ・ゴール』『ザ・ゴール2−思考プロセス』は、確かに、小説仕立てで、楽しみながらTOCの理論に触れられるという長所がある。しかし、逆に、日本人には、その小説仕立てがバリアになるのではないかという指摘も出ている。

 本書は、日本人になじんだ学習参考書タイプの入門書である。各項目を見開き単位で解説し、TOC(制約理論)の概要を、広く、浅く、また、スピード感を持って理解できるものであり、一般ビジネスマンをも読者対象として想定し、日常の言葉で、身近な例をひきながら、平易な説明をしている。・・・・・