クリティカルチェーン・プロジェクト管理(CCPM)で得られる利点
ラリー・リーチの文献を読むと、彼は、一般に、CCPMで得られる利点として下記のことを挙げています。これらは、伝統的な考え方、方法論では、実現できないことです。
プロジェクトが成功する
- プロジェクトが、常に、スケジュール内に完成する
- プロジェクトで実現しようとしたことが、すべて、実現できる
- プロジェクトの費用が、予算内に納まる
- 市場での優位性が得られ、事業が成長できる
プロジェクト期間が短縮する
- 前に行った類似プロジェクトに較べ、プロジェクト期間が、すくなくとも半減する
- 個々のプロジェクト計画は、少なくとも、25%は短縮する
- 並行的に行われる複数プロジェクトのプロジェクト期間が、大幅に、短縮する
- プロジェクトでの変更が少なくなる
- 業務改善プロジェクトで実現しようとする改善の時期が早まる
- 投資のペイバック期間が短縮する
プロジェクト・チームのストレスが減り、満足感が高まる
- マルチタスキングから生まれる混乱が少なくなる
- インプリメンテーション時点で、一つのタスクに集中できるようになる
- 変更が少なくなる
- やり直しが少なくなる
- 複数のプロジェクトを担当するマネジャーのストレスが小さくなる
- 「期日遵守」を前提としたタスク管理によるプレッシャーが除去される
- タスクを実際に行う人たちは、バッファ・レポートを参照することで、自分の担当のタスクの優先順位を決められる
- 高い優先順位を持つタスクが、突然、飛び込んでくることが少なくなる
プロジェクトの現状把握の単純化
- ステータスが、素早く、容易に判る
- リアルタイムでプロジェクト・ステータスが判るので、レポートを待つ必要がない
・ ステータスがリアルタイムで判るので、バッファ、チェーン、タスク別に、どこに注意を向けるべきかが即座に判る
- バッファ・レポートにより、適切な意思決定が行える
- プロジェクト開始のパイプライニングについての意思決定が行える
プロジェクト管理が単純化され、容易になる
- プロジェクト・マネジャーは、何処に注意を向けたらよいかが容易に行える(早すぎるタスク着手が減る)
- プロジェクト計画作成が単純化されるので、ペーパーワークが少なくなる
- プロジェクト・ステータスの報告が単純化する
- ステータスの把握により、その時点で、計画を作成すればよいのか、それとも、アクションを起こさなければならないのかが意思決定できる
- ステータスの把握により、どのタスクに、優先的に資源を割り当てたらよいのかが判る
同一の資源量で、プロジェクトのスループットを増大できる
- 資源についての争いが減る
- 同一の資源量で、より多くのプロジェクトが、より早く完了する
- 足りなくなってしまった資源の追加が減る
- 資源に起因する遅延が減少する
- プロジェクトのキャッシュフローが改善する
- ROIが改善する